エーザイは抗てんかん剤の2018年度中に承認申請など注目され後場一段高

株式市場 銘柄

■自社創製、日本での申請に向けた臨床第3相試験で主要評価項目を達成

 エーザイ<4523>(東1)は11月28日の後場、一段と強含み、13時にかけて1万160円(290円高)まで上げ、続伸幅を広げている。同日付で、抗てんかん剤「フィコンパ」の臨床試験に関するリリースを発表しており、これが材料視されたようだ。

 発表は、「自社創製の抗てんかん剤『フィコンパ』(一般名ペランパネル、海外製品名「Fycompa」)について、日本での申請に向けて実施している部分てんかんを対象とした単剤療法の臨床第3相試験(342試験)においてトップライン結果が得られ、有効性に関する主要評価項目を達成した」とし、「部分てんかん単剤療法について、2018年度中に承認申請を行う予定」とした。(HC)

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