サンバイオが再び急伸、SB623慢性期脳梗塞プログラム試験結果など注目される

株式市場 銘柄

■SB623市販後を見据え三菱UFJ銀行とコミットメントライン契約を締結

 サンバイオ<4592>(東マ)は12月3日、再び急伸して上値を追い、10時40分過ぎに14%高の9850円(1180高)まで上げて上場来の高値に進んでいる。

 11月28日付で、米国で行ったSB623慢性期脳梗塞プログラム・フェーズ1/2a試験の2年間の追跡結果が、このたび米国脳神経外科学会が発行しているJournalofNeurosurgery誌に掲載され、SB623を投与した慢性期脳梗塞患者を2年に渡り経過観察した結果、SB623による治療が一般的に安全で、忍容性も良好だったことなどを発表。注目が再燃した。

 また、30日付では、SB623市販後の製造・物流・販売体制構築の資金として、三菱UFJ銀行と当該コミットメントライン契約を締結し、2021年11月29日までの期間において、20億円を上限に必要な資金を借入れることができるとした。(HC)

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