ツルハホールディングスが上場来の高値、第1四半期順調で通期の最高益に信頼感

株式市場 銘柄

■カウンセリング徹底など奏功し第1四半期は各利益とも2ケタ増益

 ツルハホールディングス<3391>(東1)は20日、上値を追って始まり、取引開始後に1万4070円(510円高)まで上げて上場来の高値を更新した。19日の取引終了後に第1四半期(2017年6~8月)の連結決算を発表し、営業・経常・純利益とも前年同期比で2ケタ増加。通期での連続最高益の見通しに安心感が出てきたとの見方が出ている。

 第1四半期は、カウンセリングを主体とした接客サービスの徹底を継続して行うとともに、戦略的な営業施策を実施したことなどが奏功し、経常利益は前年同期比14.2%増加して111.59億円となった。18年5月通期の連結業績見通しは据え置き、売上高は前期比4.0%増の6000億円、経常利益は同9.5%増の403.4億円、純利益は同6.5%増の247.4億円、予想1株利益は514円90銭。純利益などが続けて過去最高を更新する見込みだ。(HC)

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