日本テレホンが一時ストップ高、認知機能測定クラウドでの協業が注目される

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■介護分野などへ「脳活バランサー」のトータルブレインケア社と共同展開

 日本テレホン<9425>(JQS)は12月10日の11時を過ぎてから急伸し、一時ストップ高の724円(100円高)まで上げ、出来高が急増。後場も14時にかけて7%高の670円(46円高)前後で売買をこなしている。10日付で、認知機能の特性などを計測する「脳活バランサーCogEvo」とタブレット端末と通信回線のワンセットサービス開始を発表。急伸後も押し目買いが旺盛な様子だという。

 発表によると、「脳活バランサーCogEvo」は、株式会社トータルブレインケア(兵庫県神戸市))が企画開発・運営する認知機能の特性と経時変化を測定するインターネットクラウドシステムで、全国の医療機関や老人介護施設、デイケア施設等へ導入を進めている。一方、これを利用するシーンではタブレット端末及び通信インフラが必要不可欠であることから、日本テレホンが提供するタブレットレンタルと通信回線をセットにしたサービスを利用者に提供していく。介護関連業界への拡大が注目されている。(HC)

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