【株式市場】全般に上値が重く個別物色となり日経平均は一時59円高だが次第に軟化

株式

◆日経平均は2万1100円30銭(119円20銭安)、TOPIXは1572.98ポイント(16.83ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億2848万株

 12月11日(火曜)の東京株式市場は、全般に上値が重く、好業績株などを個別に選別買いする展開になった。日経平均は為替の円安とNYダウの反発を受けて53円高で始まったが、自動車株や銀行株などが重く、10時20分にかけて157円19銭安(2万1062円31銭)まで下押した。その後、中国の劉鶴副首相がムニューシン米財務長官らと電話会談と伝えられると持ち直し、59円52銭高(2万1279円02銭)まで上げたが、前引けは119円20銭安(2万1100円30銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数も安いが、日経JASDAQ平均も安い。

 ソフトバンクグループ<9984>(東1)は4日ぶりに反発し、19日上場の携帯子会社の公開価格が昨10日決定したことなどが寄与した様子。シルバーライフ<9262>(東マ)は10日発表の第1四半期決算が好感され一時ストップ高の急伸。ピクセルカンパニーズ<2743>(JQS)はカジノゲーミングマシンのゲームタイトルが中国マカオの当局から承認されたとの発表が材料視され急動意。

 11日、新規上場のアルー<7043>(東マ)は買い気配で始まり、10時33分に公開価格1370円の47%高の2010円で初値がつき、その後2235円まで上げて前引けは2040円。もう一銘柄、ピアラ<7044>(東マ)は前場、買い気配のまま売買が成立せず、前引けは公開価格2550円を71%上回る4365円で買い気配となっている。

 東証1部の出来高概算は7億2848万株、売買代金は1兆1867億円。1部上場2123銘柄のうち、値上がり銘柄数は359銘柄、値下がり銘柄数は1713銘柄。

 また、東証33業種別指数は値上がりした業種が5業種にとどまり、情報・通信、空運、その他製品、電力・ガス、小売り、が高い。(HC)

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