Jトラスト:10月に連結化したオリンピンド社で新たに農機ローン、多目的ローンなども展開

◆インドネシアのマルチファイナンス大手、当面の事業戦略を発表

 Jトラスト<8508>(東2)はこのほど、2018年10月に連結子会社化したインドネシアの金融企業JTrust Olympindo Multi Finance(Jトラスト・オリンピンド・マルチ・ファイナンス、以下オリンピンド社)に関する当面の事業戦略を発表した。

 これによると、オリンピンド社は、連結化する前までの主要事業だった中古車ローンに加え、新たに農機ローン、多目的ローンなどのサービスを開始し、「Jトラスト銀行インドネシア」とジョイントファイナンスのスキームを通じ、安定した資金調達による事業拡大と、資本効率の改善により利益率を向上させる戦略を進める。

 オリンピンド社の新規貸付件数は、連結子会社化する前後から水準を一段上げて増加し、7月までの月間3万件前後から、8月以降は毎月安定的に同5万件前後を確保している。こうした積極姿勢を生かし、提携により新車ローンを開始するだけでなく、疎遠となっていたディーラーとの取引を、大規模ディーラー中心に再開し、審査時間の短縮により、競争力のあるサービスを提供する。また、日本のクボタ、ヤンマーのほか、KIOTIとの提携で、農機ファイナンスを開始する。さらに、住宅改装ローン、教育ローンの提供を検討する。

コストの低減策では、従業員数を維持しつつ、事業規模拡大で経費効率を改善し、銀行とのジョイントファイナンスの仕組みを利用し、資本効率を改善する。

 オリンピンド社は、1974年に創業者が中古車販売事業を開始し、現在はインドネシアの主な5つの島で40拠点以上のネットワークを通し、多くの中古車販売ディーラーと強い信頼関係を築き上げてきた中古車ファイナンスを行うマルチファイナンス会社として、非常に良く知られる存在となっている。(HC)

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