【銘柄フラッシュ】ショクブンなど急伸しAmidAは一説「救済銘柄」の見方もあり大幅高

株式市場 銘柄

 1月9日は、NCホールディングス<6236>(東1)が3日連続ストップ高の18.6%高となり、東証1部の値上がり率1位。引き続き、会社発表のニュースや証券会社による投資評価などは聞かれないが、旧・日本コンベヤがホールディングス制になってから初の配当を19年3月期に実施する可能性があること、立体駐車場などが東京五輪に続いて大阪万博に向けた需要が見込まれることなどが言われて連日急伸。

ネクステージ<3186>(東1)はストップ高の15.3%高となり、8日発表の2018年11月期連結決算が売上高37%増、加して営業利益26%増などと大幅な増収増益になった上、今期・19年11月期の見通しをさらなる増収増益としたため注目集中。

ショクブン<9969>(東2)は介護食関連業界を巡って業界再編の観測があるとされて思惑が波及したようで、昨日までの小幅高から一気に噴き上げて29.2%高。デュアルタップ<3469>(東2)は金融IT企業(未上場)との提携が連日注目されて2日連続ストップ高の17.0%高。DNAチップ研究所<2397>(東2)はストップ高の15.2%高となり、このところのバイオ株・薬品株の人気化が波及してきたとされて4日続伸の上、8日に従業員31名へのストックオプション付与を発表したことも材料視されて出直り拡大。

AmidA(アミダ)ホールディングス<7671>(東マ)は連日大幅高となりストップ高の25.0%高。ゴム印、印鑑、スタンプなどのネット販売し、新元号にともなう需要増加の期待があるほか、一説によると、12月に上場してまだ公開価格を上回っていないソフトバンク<9434>(東1)の「救済銘柄」との見方も言われて思惑沸騰。

ユビキタスAIコーポレーション<3858>(JQS)はフィンランド企業との提携が材料視されてストップ高の17.4%高。大塚家具<8186>(JQS)は12月の業務提携に続き遠からず資本提携に進む期待が言われて再び急伸し12.2%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る