綿半HDの12月全店はアベルネットのグループ入りにより売上・客単価とも前年を上回る

株式市場 銘柄

■平均気温が前年に比べ高く、園芸用品が好調に推移

 綿半ホールディングス<3199>(東1)は10日、12月月次(スーパーセンター事業18年12月度の速報値)を発表し、全店売上高は前年同月比111.2%、既存店が97.9%だった。全店は17年12月末に三鷹店を閉店したことにより、客数は下回ったが、18年12月にネット通販のアベルネットがグループ入りしたことにより、売上・客単価は前年を上回った。売上高は1年ぶりにプラスに。アベルネットは、通販サイト「PCボンバー」のブランドで家電・パソコン等を競争力のある価格で販売するインターネット通販事業を展開している。近年では家電・パソコンの他に様々な商品の販売を手掛ける。

 12月は、平均気温が前年に比べ高く推移したことから、園芸用品が好調に推移した一方で、暖房用品や灯油などの冬物商材が低調に推移し、既存店の客単価は前年を上回ったが、売上・客数は下回った。 また、利益高の向上のためにチラシ削減及び商品点数の絞込み等EDLC戦略を引き続き推進している。

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