マナックは「イータック抗菌化スプレーα」が注目されて戻り高値を更新

株式市場 銘柄

■日経優秀製品・サービス賞を受賞したエーザイの消毒薬の主成分を開発

マナック<4364>(東2)は1月25日、後場もジリ高傾向を続け、14時30分を回っては545円(25円高)前後で推移し、戻り高値を更新している。臭素化・ヨウ素化の化学合成技術を駆使した高次化合物などを生産し、24日、日本経済新聞社主催の「2018年日経優秀製品・サービス賞」で「優秀賞・日経産業新聞賞」を受賞したエーザイ<4523>(東1)の「イータック抗菌化スプレーα(エーザイ株式会社)」の主成分「Etak」は、マナックと広島大学大学院・医歯薬保健学研究科 二川浩樹教授による共同開発品だと発表し、注目されている。

 発表によると、「Etak」は効果が長期間持続し、消毒・散布後に新たに触れた菌やウィルスも接触的に除菌、不活性化する性質を持つ。インフルエンザウィルス、はしかウィルス、アデノウィルス、ノロウィルスなどの各種ウィルス、黄色ブドウ球菌、MRSA、大腸菌、O-157 などの菌、白癬菌、黒カビなど真菌に有効と考えられているとした。(HC)

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