リバーエレテックがストップ高、「世界初となる最小サイズの水晶振動子」に期待集中、すでに試作品を供給

■業績予想の下方修正前の株価を一気に上回る

 リバーエレテック<6666>(東証スタンダード)は12月16日、ストップ高の454円(80円高、21%高)で売買されたまま買い気配を続け、約3か月ぶりに450円台を回復している。前取引日の13日付で「世界初となる最小サイズのMHz帯ATカット水晶振動子『MDS-AT0806(仮称)』(0.8mm×0.6mm×0.3mm max)の開発に成功した」と発表しており、買い材料視されている。

 発表によると、従来品と比較して、体積は約60%減少、重量は約75%軽減され、驚異的な小型化を実現した。既に海外メーカーの次世代製品向けに試作品を供給しているとし、事業化への期待が強まった。11月8日に通期業績予想(2025年3月期)の下方修正を発表し、その後の株価はジリ安傾向だったが、発表直前の株価803円(11月8日終値)を一気に上回っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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