【株式市場】日経平均は3日続伸しJASDAQ平均は反発しマザーズ指数は続落

株式

◆日経平均は2万883円77銭(95円38銭高)、TOPIXは1581.33ポイント(16.70ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億2895万株

チャート11

 2月4日(月)後場の東京株式市場は、東京エレクトロン<8035>(東1)が1月末発表の四半期決算などへの評価が再燃とされて一段ジリ高傾向となり、昼12時30分に発表したエーザイ<4523>(東1)は時間とともに上げ幅を拡大。ともに日経平均への寄与度の大きい銘柄ではあったが、一方で自動車株などが伸び悩んだためか、日経平均は112円高の2万900円前後を上値に伸びきれず、大引けまで一進一退を続けた。それでも下値は堅く3日続伸となった。東証2部指数、日経JASDAQ平均はともに反発。一方、東証マザーズ指数は2日続落。

 後場は、スマートフォン決済サービス「PayPay(ペイペイ)」が「100億円キャンペーン」の第2弾を実施との発表を受け、連携するユニー・ファミリーマートHD<8028>(東1)が13時過ぎから一気に堅調転換し出来高も急増。13時過ぎに四半期決算を発表した三菱電機<6503>(東1)は通期見通しを下方修正したが一段と上値を追い、アエリア<3758>(JQS)は1月27日に配信を開始した新ゲームの600万ダウンロード突破が注目されて一段高。

 東証1部の出来高概算は13億2895万株(前引けは6億4863万株)、売買代金は2兆2729億円(同1兆819億円)。1部上場2127銘柄のうち、値上がり銘柄数は1888(同1935)銘柄、値下がり銘柄数は203(同165)銘柄。

 また、東証33業種別指数は、前引けと同じく海運を除く32業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他製品、石油・石炭、金属製品、鉄鋼、証券・商品先物、保険、ガラス・土石、機械、医薬品、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る