ファンデリーに割安感、健康食会員など順調に増加し連続最高益など見直される

株式市場 銘柄

■後場一段と強含む、第3四半期の進捗率は全体に前年同期より高水準で推移

ファンデリー<3137>(東マ)は2月13日の後場一段と強含み、取引開始後に5%高の945円(45円高)まで上げている。食事制限のある人も安心して摂取できる管理栄養士監督の健康食の宅配などを行い、この第3四半期末(2018年12月末)の会員数は23万人を超えて23万3227人(前年同期比7.2%増加)と最高を更新。今3月期の連結業績見通しも連続最高を更新する見込みを継続した。PERは13倍台になり、最高益更新銘柄としては評価不足(割安)との見方が出ている。

 第3四半期の連結決算(20018年4~12月)は1月31日に発表し、通期見通しは据え置いたものの、これに対する進捗率は全体に前年同期より高水準で推移した。営業利益は前年同期比8.4%増加して5.44億円となり、通期見通し額7.05億円(前期比8.6%増)の77%を確保した。通期の予想1株利益は69円93銭。

 株価は2月に入ってから調整基調だったが、これは所属市場の平均株価・東証マザーズ指数が調整基調を続けたため、マザーズ市場全体の調整による圧迫を受けた面が少なくないようだ。株価1000円以下の水準はPER14倍を下回り、売られ過ぎ感が強いといえそうだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る