ブリッジインターナショナルは底打ちして戻り歩調、19年12月期増収増益予想

株式市場 銘柄

 ブリッジインターナショナル<7039>(東マ)は法人営業改革を支援するインサイドセールス事業を展開している。19年12月期増収増益予想である。サービス事業基盤強化を推進する。収益拡大を期待したい。株価は底打ちして戻り歩調だ。出直りを期待したい。

■インサイドセールス事業を展開

 18年10月東証マザーズに新規上場した。BtoB企業(法人対象に商品・サービスを提供する企業)に対して、インサイドセールス(顧客には訪問せず電話やメールを活用して営業活動を行う手法)の導入によって、法人営業改革を支援するインサイドセールス事業を展開している。主力は売上高の約8割を占めるインサイドセールスアウトソーシングサービスである。

■19年12月期増収増益予想で収益拡大期待

 18年12月期非連結業績は、売上高が17年12月期比4.6%増の29億12百万円、営業利益が18.2%増の3億48百万円、経常利益が11.6%増の3億31百万円、純利益が10.8%増の2億18百万円だった。新規顧客開拓などで人件費増加などを吸収し、計画を上回る増収増益だった。

 19年12月期非連結業績予想は、売上高が18年12月期比13.0%増の32億92百万円、営業利益が4.4%増の3億63百万円、経常利益が3.4%増の3億42百万円、純利益が4.5%増の2億28百万円としている。サービス事業基盤の強化に向けて、都心への事務所拠点の拡張やリソースの確保への投資を実行する方針だ。収益拡大を期待したい。

■株価は底打ちして戻り歩調

 株価は12月安値2531円から切り返し、2月12日には4180円まで上伸した。底打ちして戻り歩調だ。出直りを期待したい。2月15日の終値は3870円、今期予想PERは約29倍、時価総額は約66億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る