【銘柄フラッシュ】イナリサーチなど急伸しJトラストは3日続伸となり出直り強める

株式市場 銘柄

 2月20日は、アルコニックス<3036>(東1)が13.1%高となって東証1部の値上がり率トップに入り活況高。自社株買いと増配、次世代電池関連の合弁会社設立などの発表が好感され、取引時間中としては2018年12月5日以来の1300円台回復となった。

CKサンエツ<5757>(東1)は2月12日から連日高となり20日は11.3%高。14日の取引時間中に四半期決算を発表し、この日から騰勢が強まったため四半期決算が材料視されたとの見方。

アルヒ<7198>(東1)は10.4%高となり、2月7日発表の四半期決算が好調で、14日に自社株買いも発表したことなどが材料視されて3日続伸となり上げ幅を拡大。

MRKホールディングス<9980>(東2)は13.2%高となり、13日に発表した四半期決算が材料視されて3日続伸となり出直りを拡大。Jトラスト<8508>(東2)は7.1%高となり3日続伸。第3四半期決算で大幅な赤字を計上して業績見通しを下方修正したが、一挙にアク抜け感が出た感触との見方。

伏木海陸運送<9361>(東2)は5.9%高となり、ロシアの天然ガス企業に対する日本の経済協力の可能性などに思惑が強まったとの見方。ロシア炭も輸送する川崎近海汽船<9179>(東2)は0.7%高だがしっかり。

ベルトラ<7048>(東マ)は12月決算の大幅増益と今期見通しが注目されて急伸。リボミック<4591>(東マ)はiPS細胞を用いたFGF2アプタマーに関する成果を2月初旬に発表したことが
材料視され15.9%高。

イナリサーチ<2176>(JQS)はストップ高の150円高(21.1%高、859円)となり、厚労省の薬事関連の審議会や各部会が相次いで開かれているとされ、次世代のがん治療法として同社が取り組み期待される「キメラ抗原受容体T細胞」療法に保険適用の期待があるとされて急伸。ウルトラファブリックスHD<4235>(JQS)は17.0%高となり、12月決算の大幅増益と今期見通しが注目されて急伸した。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る