【銘柄フラッシュ】DNAチップ研究所が急伸しジェーソンなど好業績株も高い

銘柄

 29日は、第一中央汽船<9132>(東1)が民事再生法を申請と伝えられ、筆頭株主の商船三井<9104>(東1)は急落商状となり13時過ぎには一時8.4%安まで下げた。その後、関係会社株式評価損が約250億円と発表してから下げ止まり、大引けは持ち直して7.4%安となった。

 西松屋チェーン<7545>(東1)が昨日発表の四半期決算や自社株買いなどを材料に一時4%近く上げて後場も堅調となり、ジェーソン<3080>(JQS)は業績予想の増額が好感されて一時25%高と急伸したため、好業績株を選別買いする様子があり、今期最高益予想の東建コーポレーション<1766>(東1)が4.0%高となり、同じくアイスタイル<3660>(東1)は4.4%高。

 綜合臨床ホールディングス<2399>(東1)は同じ臨床検査受託のEPSホールディングス<4282>(東1)による完全子会社化・経営統合が材料視されて株式交換比率にサヤ寄せし10.5%高。臨床検査薬の医学生物学研究所<4557>(JQS)は連想や思惑が働いたとされて4.7%高。

 一方、DNAチップ研究所<2397>(東2)は「生体年齢」を測定できるシステムなどが見直されて17.5%ストップ高。ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090>(東マ)は特許をライセンス供与と伝えられて16.7%ストップ高。トランスジェニック<2342>(東マ)は子宮頸がんの早期発見を目的とする検査の開始などが好感されて一時ストップ高となり大引けも13.6%高。

 丸千代山岡家<3399>(JQS)は株式分割などが好感されて5.2%高となり、スマートバリュー<9417>(JQS)はマイナンバー関連サービスや、自治体の広報広聴・防災・防犯・子育て関連業務の支援などを行うため首相の「新・三本の矢」政策に合致とされて5.6%高。ジグソー<3914>(東マ)はソフトバンクのセキュリティサービス製品に同社の技術が採用との発表などが好感されて7.3%高と出直りを強めた。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る