識学は上場2日目に初値つき公開価格の2.5倍でスタート

株式市場 IPO 鐘

■独自の組織運営理論「識学」に基づいたコンサルティングなどを行う

 22日に新規上場となった識学<7049>(東マ)は上場2日目に初めて売買が成立し、9時19分に公開価格1800円の2.5倍の4550円で初値をつけた。その後4905円まで上げて売買をこなしている。

 独自の組織運営理論「識学」に基づいたコンサルティングなどを行ない、2019年2月期の業績見通し(会社発表)は、売上高が11.94億円(前期比58.2%の増加)、営業利益が2.35億円(同3.4倍)、当期純利益は1.46億円(同3.5倍)、1株利益は66円58銭。

 初値はPER68倍前後になり、たとえばドリームインキュベータ(4310)のPER12倍前後、タナベ経営(9644)のPER16倍前後、などとの比較では高PERだが、同理論の実践を支援するクラウドサービスの導入者数も増加しているなど、独自性が注目されている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る