29日上場のIGSは2002円(公開価格の16%高)で初値つく

株式市場 IPO 鐘

■AIテクノロジーによる教育・HRサービスなどを学校、企業、自治体などに提供

 12月29日新規上場となったInstitution for a Global Society(IGS)<4265>(東マ)は買い気配で始まり、取引開始から30分を過ぎた午前9時33分に2002円(公開価格1720円の16%高)で初値がついた。あと2170円まで上げて売買されている。

 教育事業では、生徒の能力と教育効果をAIで可視化する評価システム「Ai GROW」、AIを搭載したオンライン英語学習プラットフォーム「e-Spire」などを提供。HR事業では、AI搭載エンジンにより社員や採用候補者の気質・コンピテンシー・スキルを科学的に測定して能力を可視化する360度評価システム「GROW360」を利用したサービスを提供。管理職のデジタルへの潜在的な苦手意識などの可視化とDXに関する教育を行う「DxGROW」も提供。

 業績見通し(2022年3月期・個別、会社発表)は、売上高739百万円(前期比43.8%増)、営業利益30百万円(同261.4%増)、経常利益15百万円(同64.8%増)、当期純利益14百万円(同281.0%増)としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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