Eストアーが5日続伸、「EC自宅外受け取り」日本郵便とヤマト運輸の2社可能に

株式市場 銘柄

■ネットショッピングの留守配達が格段に便利になるため差別化が進む期待

Eストアー<4304>(JQS)は2月26日、5日続伸基調で始まり、取引開始後に937円(39円高)まで上げて出直りを強めている。出来高も増勢。ネット通販事業者向けのECシステム開発などを行い、21日の取引終了後、その「ショップサーブ」がヤマトホールディングス<9064>(東1)のヤマト運輸の「EC自宅外受け取り」を採用と発表し、連日注目されている。

 ネットショッピングのサイトに日本で初めて「ショッピングカート」方式を導入したことで知られる。ヤマト運輸の「EC自宅外受け取り」の採用により、Eストアーの通販システム「ショップサーブ」を導入するネット通販事業者は、2月20日から、全国2万6500ヵ所以上のヤマト運輸の営業所やコンビニエンスストア、オープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」を受け取り場所として指定できるようになった。

 また、同日から、日本郵便のコンビニ・郵便窓口受取サービスも利用可能になったとし、国内で唯一、宅配便の2大事業者の留守配機能を利用できることになった。差別化が一段と進むもとになり注目されている。(HC) 

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