パシフィックネットが戻り高値、業績拡大期待あり「イヤホンガイド」も注目される

株式市場 銘柄

■ロングセラーの隠れたヒット商品、2月から豊洲や築地の見学ツアーにも採用

パシフィックネット<3021>(東2)は3月12日、再び戻り高値を更新し、10時30分にかけては8%高の1050円(79円高)前後となっている。業績が回復から拡大基調である上、工場見学や美術館、スポーツ解説などに使われている連結子会社ケンネットのガイド用無線機「イヤホンガイド」が2月から豊洲市場や築地場外市場の見学ツアーの案内用のツールとして採用され、注目されている。

 「イヤホンガイド」は送信機と受信機からなるガイド用無線機で、1997年の発売開始から観光地や見学などのほか多言語での説明会、国際会議での同時通訳などにも使用され、年間約60万台の利用実績があるという。同社の隠れたヒット商品でもある。2月には、これにAI自動翻訳機を接続した製品も発表した。(HC)

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