【主なニュース&材料】AI活用・地域振興・業績拡大・暗号資産・提携強化・銘柄分析――次世代産業基盤の形成へ

■宇宙開発・リユース連携・代替食品・AIデータセンター・再エネ活用

・オリエンタルランド<4661>(東証プライム):東京ディズニーリゾートで2026年1月1日~12日まで正月イベント開催。ミッキーやミニーが和装で新年を祝福。干支「午」をテーマに装飾を施し、花火や限定グッズ・料理も提供。リゾート全体で新年ムードを演出。

・LIXIL<5938>(東証プライム):トヨタ自動車<7203>(東証プライム)元町工場でAI活用トイレ改修を実証。混雑解析とシミュレーションで快適な職場環境を構築。ソニーの画像センサー「IMX500」と「AITRIOS」を採用。

・伊藤園<2593>(東証プライム)・JA全農:共同開発の「ニッポンエール 大分県産完熟かぼすSODA」を11月3日発売。完熟かぼす果汁を使用し、産地支援と国産果実の消費拡大を推進。地域特産の付加価値を高める狙い。

・(銘柄分析)Jトラスト<8508>(東証スタンダード):日本・韓国・東南アジアで金融事業を展開。25年12月期は大幅増益見通し。国際事業の改善が収益拡大を牽引。高配当・低PBRで割安感。11月13日に決算予定。

・(銘柄分析)建設技術研究所<9621>(東証プライム):25年12月期は営業・経常増益予想。受注・売上拡大が順調。国土強靭化需要を追い風に研究開発投資を推進。利益確定売りをこなし戻り期待。

・(銘柄分析)マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム):26年6月期は大幅増収増益予想。リユースとモバイルの2本柱で利益急拡大。積極展開で収益拡大基調を維持。決算は11月13日発表予定。

・(銘柄分析)ソフトクリエイトHD<3371>(東証プライム):26年3月期も増収増益・6期連続増配予想。EC・IT両輪で利益成長。クラウド拡大で収益力強化。株価は高値圏調整後の反発期待。

・KDDI<9433>(東証プライム):グーグルと生成AIで戦略的協業。2026年春に「責任あるAI」情報サービスを提供予定。ユーザベースやカカクコムら参画、正規情報流通を促進。

・山陰合同銀行<8381>(東証プライム)・日本保証(JトラストG):投資用不動産ローンで包括保証契約を締結。融資3000万円~10億円、借換資金も対象。地域の投資支援を強化。

・住友化学<4005>(東証プライム):田中化学研<4080>を株式交換で完全子会社化。EV電池材料強化へ。2026年1月30日効力発生、田中化学は上場廃止予定。

・明治HD<2269>(東証プライム):50歳以上社員に「ネクストキャリア特別支援施策」を導入。特別加算金と再就職支援を実施。人財の多様化と組織活性化を促進。

・アイ・ピー・エス<4390>(東証プライム)・JPYC:ステーブルコイン事業で提携。フィリピンペソ建てコイン共同発行へ。国際送金・決済の低コスト化を推進。

・大阪有機化学工業<4187>(東証プライム):経産省の国内投資促進事業で31億4000万円補助金確定。特別利益に計上し収益基盤を強化。

・クオンタムソリューションズ<2338>(東証スタンダード):連結子会社がイーサリアム99ETH(約6148万円)追加取得。総保有額約27億円に。暗号資産運用を強化。

・クオリプス<4894>(東証グロース):「iPS由来心筋細胞シート」が希少疾病用再生医療製品に指定。PMDA支援対象となり事業化前進。

・オウケイウェイヴ<3808>(名証ネクスト):人材紹介事業に参入。感謝・共創を可視化する新指標導入でマッチング精度を向上。新たな収益源を開拓。

・地主<3252>(東証プライム):旧ビッグモーターBALMと訴訟和解。清算金9億600万円受領し特別利益計上。業績上方修正を検討。

・ジェリービーンズG<3070>(東証グロース):韓国MANO FAMILYと提携。体験型マーケティングと越境ECで日韓市場を開拓。

・Def consulting<4833>(東証グロース):イーサリアムを1億円追加取得し総保有額30億円超。デジタル資産トレジャリー戦略を推進。

・KDDI<9433>(東証プライム):大阪堺に「AIデータセンター」を開設。NVIDIA製「GB200 NVL72」搭載サーバーを採用し、生成AI学習・推論を国内で処理可能に。再生可能エネルギー100%使用し、工場跡地の電力・冷却インフラを再活用。

・亀田製菓<2220>(東証プライム):明治<2269>と共同開発した「チョコ柿の種」冬季限定発売。5人のパティシエが監修し、味覚と品質を強化。11月3日から全国販売。

・マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム):福岡県宇美町と連携し、リユースプラットフォーム「おいくら」で不要品再利用を推進。SDGs施策の一環として廃棄物削減を支援。

・荏原<6361>(東証プライム):JAXAの人工衛星向け排熱システムで性能確認用ポンプの試作契約を締結。冷媒循環技術を活かし宇宙機用ポンプの国産化を目指す。

・UMAMI UNITED(非上場):植物性代替卵「UMAMI EGG」開発で総額3.1億円を調達。欧米市場で量産・販売を加速。複合機能を再現する独自技術で食品産業の新インフラ構築を目指す。

・イトーキ<7972>(東証プライム):在宅ワークチェア「SALIDA YL9A」に新色ブラック追加。3色展開で累計4万脚突破、在宅ワーク需要に対応。

・大林組<1802>(東証プライム):インドネシア・ジャカルタ第6工区下水処理場を約160億円で受注。円借款事業で、アジアの衛生環境改善に寄与。

・シンバイオ製薬<4582>(東証グロース):英MHRAがブリンシドホビル注射剤の小児開発計画(PIP)を承認。欧州4カ国に続き英国でも治験申請段階へ。

(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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