【株式市場】TOPIXは安いが円安再燃し日経平均は一時147円高

株式

◆日経平均は2万1841円90銭(130円52銭高)、TOPIXは1605.39ポイント(1.13ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億4067万株

チャート13

 4月12日(金)前場の東京株式市場は、朝一番に先物・オプション4月物のSQ(清算値・行使価格)算出にともなう現物株の売買が加わり、日経平均は70円高で始まった。その後、ファナック<6954>(東1)などが下げたため日経平均は一時12円67銭安まで軟化する場面があったが、米国の失業保険申請件数などを受けて円安が再燃したことなどでトヨタ自動車<7203>(東1)などが次第高となり、日経平均も波状的に上値を追い、11時過ぎに147円71銭高(2万1859円09銭)まで上げた。前引けも130円52銭高となった。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は安い。

日本国土開発<1887>(東1)が第3四半期の連結決算などを好感されて再上場来の高値に進み、UMNファーマ<4585>(東マ)は資本提携する塩野義製薬(4507)と独社の提携が材料視されて急伸。ドーン<2303>(JQS)は第3四半期決算などが注目されて急伸。

 東証1部の出来高概算は5億6735万株、売買代金は1兆1406億円。1部上場2141銘柄のうち、値上がり銘柄数は917銘柄、値下がり銘柄数は1087銘柄となった。(HC)

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