【株式市場】NYダウの5日ぶり反落など受け日経平均は軟調だが朝方の一時206円安から大きく回復

株式

◆日経平均は2万3778円29銭(49円69銭安)、TOPIXは1725.48ポイント(6.66ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億8587万株

チャート14

 2月10日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNYダウが5日ぶりに反落し、トヨタ自動車<7203>(東1)ソニー<6758>(東1)などが軟調にスタート。日経平均も取引開始後に206円26銭安(2万3621円72銭)まで下押した。一方、高炉一部休止の日本製鉄<5401>(東1)は10時前から堅調相場に浮上。10時30分頃に始る上海株は底堅く、日経平均は次第に持ち直し、前引けは49円69銭安(2万3778円29銭)となった。東証2部指数、日経JASDAQ平均は高い。

 新型肺炎の関連株が軒並み持ち直し、日本エアーテック<6291>(東1)は17%高、川本産業<3604>(東2)は17%高、重松製作所<7980>(JQS)は11%高と急伸したが、直近の大相場から見れば小幅な出直り程度。Amazia<4424>(東マ)は第1四半期決算の発表後2日連続大幅高。オプトエレクトロニクス<6664>(JQS)は米国での訴訟の和解が注目され一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億7258万株、売買代金は9744億円。1部上場2159銘柄のうち、値上がり銘柄数は746銘柄、値下がり銘柄数は1300銘柄となった。(HC)

また、東証33業種別指数は10業種が値上がりし、値上がり率上位を見ると、倉庫・運輸、水産・農林、保険、繊維製品、証券・商品先物、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る