【株式市場】日経平均は後場167円高まで上げ続伸だがTOPIXは軟調で続落

株式

◆日経平均は2万1870円56銭(159円18銭高)、TOPIXは1605.40ポイント(1.12ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億178万株

チャート15

 4月12日(金)後場の東京株式市場は、前引けに小安かった安川電機<6506>(東1)が13時過ぎから再び堅調に推移。日経平均構成銘柄の中にも強い銘柄が見られ、日経平均はほぼ前引けと同水準の126円高で始まった後、ジリ高傾向となった。14時50分頃には前場の高値を抜いて167円40銭高(2万1878円78銭)まで上げた。大引けも高く2日続伸。ただ、TOPIXは朝方を除いてほぼ軟調で5日続落。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 後場は、コジマ<7513>(東1)が一段とジリ高傾向になり、業績見通しの増額修正などが好感され、鉄人化計画<2404>(東2)は四半期決算を本日発表の予定で後場一段堅調。霞が関キャピタル<3498>(東マ)は4月5日発表の四半期決算に評価再燃とされて大幅続伸。No.1<3562>(東1)は自社株買いが注目されて大引けまで買い気配のままストップ高。

 東証1部の出来高概算はSQ算出の売買があった割に少なく11億178万株(前引けは5億6735万株)、売買代金は2兆2522億円(同1兆1406億円)。1部上場2141銘柄のうち、値上がり銘柄数は809(同917)銘柄、値下がり銘柄数は1219(同1087)銘柄。

 また、東証33業種別指数は12業種(前引けは15業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、情報・通信、その他製品、サービス、保険、輸送用機器、繊維製品、証券・商品先物、海運、などだった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る