【株式市場】日経平均は朝方の11円高を上値に値を消し136円安、半導体関連株などしっかり

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万6260円25銭(136円58銭安)、TOPIXは1856.22ポイント(12.78ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は5億1170万株

 10月13日(木)前場の東京株式市場は、米国がサウジアラビアとの友好関係を再検討と伝えられたことなどを受けてINPEX<1605>(東証プライム)などの資源株が上げ、信越化学<4063>(東証プライム)などの半導体関連株は河野デジタル相のDX化加速発言など好感とされ総じて堅調に推移。任天堂<7974>(東証プライム)は円安効果や株式10分割後の新たな投資家層への期待などで続伸基調となった。一方、前日まで上げた空運、百貨店などのリオープン・観光関連株は一服。日経平均は取引開始直後の11円48銭高(2万6408円31銭)を上値にジリ安となり、前引け間際に151円19銭安(2万6244円93銭)まで下押し、前引けも安かった。

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)が東証プライム市場の値上がり率1位となって高値を更新し、業績・配当予想の増額修正と自社株買いなど好感され大活況。東芝<6502>(東証プライム)は現在の時価総額の3割増の金額で買収の観測報道などを受け急伸。コシダカHD<2157>(東証プライム)は8月決算と今期の大幅増益予想など好感されストップ高。コメダHD<3543>(東証プライム)は四半期決算など股間され急伸。ホーブ<1382>(東証スタンダード)は上場基準(流通時価総額)達成への取組や全国旅行支援による需要増などでストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億1170万株、売買代金は1兆2326億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は379銘柄、値下がり銘柄数は1413銘柄。

 また、東証33業種別指数は5業種の値上がりにとどまり、鉱業、水産農林、ゴム製品、輸送用機器、その他製品、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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