キヤノンMJは第1四半期の営業利益9割増など注目されて急伸

株式市場 銘柄

■「ITソリューション事業が大企業ならびに中堅・中小企業向けでも増加」

キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)<8060>(東1)は4月24日、急伸し、9時30分にかけて14%高の2465円(309円高)まで上げて年初来の高値を更新した。23日の取引終了後、第1四半期決算(1~3月)を発表。連結営業利益が前年同期比88.8%増加して70.16億円となるなど、各利益とも8割から9割増加したため注目が再燃した。

 デジタル一眼レフカメラや産業機器は減少したものの、ITソリューション事業が大企業ならびに中堅・中小企業向けでも増加した。連結子会社のキヤノンITソリューションズ(株)で収益性の高いビジネスが好調に推移した。

 通期・2019年12月期の連結業績見通しは期初の予想を継続し、売上高は6220億円(前期比0.1%増)、営業利益は295.0億円(同1.9%増)、親会社株主に帰属する純利益は209.0億円(同0.4%増)、1株利益は161円18銭。(HC)

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