TKPが上場来高値に迫る、高値更新後の調整が浅く四半期決算への期待も

株式市場 銘柄

■20年4月「みなとみらい21」地区に横浜エリアで最大級のカンファレンス施設

ティーケーピー(TKP)<3479>(東マ)は5月21日、再び出直りを強め、10時過ぎには5200円(300円高)前後で推移し、4月につけた株式分割など調整後の上場来高値5520円に迫っている。20日付で、横浜市の「みなとみらい21」地区に、横浜エリアで最大級になる600名収容の大ホールを備えたカンファレンス施設「TKPガーデンシティPREMIUM横浜駅新高島」(仮称)を2020年4月にオープンすると発表。注目が再燃している。

 このところの株価は、4月中旬から下旬にかけて3700円前後から5520円まで5割近く急伸し、上場来の高値に進んだ。4月16日に2月決算と世界的なワークスペース、レンタルオフィス事業会社の日本法人プロバイダーの子会社化を発表し、翌日から急伸した。高値更新後の調整が浅く、第1四半期決算(3~5月)に対する期待が出てくる頃合いでもあるため、引き続き株価材料には敏感に反応する傾向が強いようだ。(HC)

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