トーソーが回復傾向を継続、屋外インテリアも拡大し中期一段の成長はかる

株式市場 銘柄

■中期計画「Vision2025」で5年後の売上高を2割以上拡大

トーソー<5956>(東2)は5月21日の後場、451円(2円高)で始まり、5月16日につけた直近の安値442円から回復傾向を続けている。14日の取引時間中に発表した3月決算を受けて下押したものの、中期計画「Vision2025」によって、26年3月期には連結売上高270億円以上(19年3月期の実績は226.5億円)、ROE8%以上(同4%)などを計画する。

 カーテンレール類やブラインド、パーテーション類の国内大手で、現在は住宅やホテル、医療・福祉施設、オフィスなどの室内関連製品が大半だが、中期計画ではガーデンコートなどの空間用も含めた外装関連製品の拡大などを進める。20年3月期の連結予想1株利益は40円81銭を予定し、株価水準はPER11.1倍前後のため割安感の強い水準といえる。(HC)

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