【狙い場・買い場】アイシン精機はモミ合い放れ近そう、新社長をトヨタから迎える

狙い場・買い場

アイシン精機<7259>(東1・売買単位100株)は、先行投資負担の一巡などから2016年3月期に営業増益が期待されている。割安感も浮上し高値圏でモミ合っている株価は上放れる可能性が出てきた。

同社はトヨタ系の大手部品メーカーで、AT(自動変速機)では世界トップのシェアを誇る。2015年6月の株主総会で10年ぶりにトヨタから新社長を迎えると同時に、2016年にシロキ工業を株式交換で完全子会社化し、外装品事業をシロキ工業に集中。同社はATに特化して事業の再構築を推進する計画だ。

2015年3月期の業績は新工場の立ち上げ費用や、研究開発費の負担増などで前期比3.6%の営業減益となったもようだが、続く2016年3月期は先行投資の負担軽減、海外メーカー向けATの好調などで10%を超える営業増益が期待できそうだ。

こうしたことを評価して欧米系のファンドが同社株に強い関心を持ち始めたようである。同社の外国人持株比率は2013年9月末26.4%から2014年9月末29.3%にアップしている。

PERは15倍台と日経平均PER18倍弱に比べて低く、買い余地はある。ここにきて上値慕いの動きとなっており、2014年高値4615円奪回は既定路線といえそうだ。(志木 克己)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  2. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  3. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  4. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  5. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  6. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る