【株式市場】日経平均は4日続落するが好業績株など高く後場は底堅い

株式

◆日経平均は2万410円88銭(190円31銭安)、TOPIXは1498.96ポイント(13.32ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億2894万株

チャート12

 6月3日(月)後場の東京株式市場は、引き続き円高傾向などが意識されて好材料の出た銘柄や好業績株が選別買いされる展開になり、第一三共<4568>(東1)が大衆薬事業の分離観測などを受けて13時にかけ一段高。トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)はAmazonでも宅配買取サービスを開始するとの発表を受けて取引開始から急伸しストップ高。日経平均は228円安で始まった後も一進一退を続けて4日続落となったが、前場の安値(295円45銭安の2万305円74銭)は割らなかっ

 後場は、ウインテスト<6721>(東2)が正午過ぎに発表した大型受注が好感されて後場は急伸し、上場3日目のバルテス<4442>(東マ)は業績動向などが注目されて連日高値。日本ラッド<4736>(JQS)は5月30日に決算説明会資料を自社HPにアップしたため注目が再燃とされ一段高。

 東証1部の出来高概算は12億2894万株(前引けは5億9043万株)、売買代金は2兆1136億円(同1兆29億円)。1部上場2141銘柄のうち、値上がり銘柄数は312(同320)銘柄、値下がり銘柄数は1782(同1763)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は6業種(前引けは5業種)にとどまり、値上がりした業種は、電力・ガス、陸運、不動産、ゴム製品、空運、建設、だった。(HC)

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