【銘柄フラッシュ】大木ヘルスHDが急伸しオートウェーブは高齢運転者の事故多発など材料視

株式市場 銘柄

 6月7日は、レオパレス21<8848>(東1)が16.5%高となって東証1部の値上がり率トップに入り、5月中下旬に投資ファンドのレノの保有割合拡大が注目されて上げたあとの調整に一巡感が出てきたとの見方があり、チャート妙味が言われて出直り第2波を期待する様子が。

双信電機<6938>(東1)は16.5%ストップ高(80円高の564円)となり、引き続き、同社のノイズフィルターなどが横浜市で発生した新交通システムの逆走事故の対策と関連づけて連想されたとの見方。後場一段と出直りを強めて13時頃から断続的にストップ高となり、連日戻り高値。

スター・マイカ<2975>(東1)は13.9%高となり、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が6月4日付で投資判断を開始し、新規「買い」、目標株価2300円で評価を開始したとされて続伸。

 サニーサイドアップ<2180>(東1)は株式分割と優待拡充が好感され18.5%高

イトーヨーギョー<5287>(東2)はストップ高(150円高の892円、20.2%高)となり、ここ西日本で強い雨の地域が広がっていることや、東京・江戸川区の大胆な災害ハザードマップ、大災害に備えた幹線道路の無電柱化構想、などが言われて急伸。ウェルス・マネジメント<3772>(東2)は大阪堂島ホテル再開発事業の着工発表などが注目されて15.9%高。ミズホメディー<4595>(東2)は8.5%高となり、新工場・研究所の竣工を発表した翌日から毎日上げて5連騰。

JMC<5704>(東マ)は前後場とも次第高となって14時過ぎからストップ高(300円高の1789円、20.2%高)。好業績を材料に5月中下旬に急騰し、その後の調整が移動平均に絡んで順当とされ再び評価再燃との見方。ジェネレーションパス<3195>(東マ)もストップ高(150円高の1066円、16.4%高)となり、6月7日付で融資枠設定金額10億円のコミットメントラインの設定を発表し注目集中。

大木ヘルスケアHD<3417>(JQS)もストップ高(150円高の853円、21.3%高)となり、自社株買いが材料視されて半月ぶりに800円台を回復。オートウェーブ<2666>(JQS)は13.8%高となり一時年初来の高値を更新。ここ高齢者の運転による事故が多発しドライブレコーダーの需要が再燃とされ思惑買い。カーメイト<7297>(JQS)は6日の取引時間中に13.5%高となっていた。(HC) 

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