【株式市場】日経平均は一時133円高まで上げて反発し材料株も高い

株式

◆日経平均は2万884円71銭(110円67銭高)、TOPIXは1532.39ポイント(7.48ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億595万株

チャート4

 6月7日(金)後場の東京株式市場は、東京エレクトロン<8035>(東1)が13時にかけて一段と強い動きを見せ、米半導体株指数の上げなどが好感され、研磨装置などのディスコ<6146>(東1)は前場の高値圏で推移。日経平均は前引けより6円ほど高い110円高で始まり、ほどなく5月30日以来の2万900円台に乗り、一時133円73銭高(2万907円77銭)まで上げた。大引けも110円高となり大きく反発した。

 前引けは安かった東証マザーズ指数も高くなり、2部指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、午後1時に自社株買いを発表したクレディセゾン<8253>(東1)が急伸商状となり、ミズホメディー<4595>(東2)は5月31日付で新工場・研究所の竣工を発表し、この翌取引日から連日高となり5日続伸。マーケットエンタープライズ<3135>(東マ)は6月決算への期待が再燃とされて一段ジリ高。小田原エンジニアリング<6149>(JQS)は巻き線期の受注残が過去最高などに注目とされて一段ジリ高。

 東証1部の出来高概算は10億595万株(前引けは5億3391万株)、売買代金は1兆6359億円(同8294億円)。1部上場2141銘柄のうち、値上がり銘柄数は1499(同1303)銘柄、値下がり銘柄数は560(同733)銘柄。

 また、東証33業種別指数は25業種(前引けは21業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、石油・石炭、機械、証券・商品先物、電気機器、その他製品、非鉄金属、卸売り、建設、保険、などとなった。(HC)

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