ファーマフーズは調整一巡、19年7月期大幅営業増益で過去最高更新予想、3Q累計は赤字縮小

株式市場 銘柄

 ファーマフーズ<2929>(東2)はバイオメディカル事業、機能性素材事業、通信販売事業を展開している。19年7月期大幅営業増益である。第3四半期累計は赤字が縮小した。第4四半期に利益回収の計画で通期は最高益更新予想としている。20年7月期も収益拡大を期待したい。株価は5月の年初来安値から切り返して調整一巡感を強めている。出直りを期待したい。

■機能性素材事業の「GABA」が主力

 医薬と食の融合「ファーマフーズ」実現に向けて、自己免疫疾患と悪性腫瘍を対象とする抗体医薬開発のバイオメディカル事業、食品・飲料メーカーの機能性表示食品向け「GABA」などを販売する機能性素材事業、消費者向けにサプリメント「タマゴ基地」や化粧品「SOGNANDO」を販売する通信販売事業を展開している。

 機能性素材事業の「GABA」が主力である。なおバイオメディカル事業では18年10月、田辺三菱製薬と共同研究契約を締結した。契約一時金および研究開発マイルストンを受領する。

■19年7月期大幅営業増益で過去最高更新予想、3Q累計は赤字縮小

 19年7月期の連結業績予想は、売上高が18年7月期比27.2%増の101億円、営業利益が72.3%増の5億10百万円、経常利益が56.0%増の5億60百万円、純利益が8.6%増の3億40百万円としている。

 第3四半期累計は売上高が前年同期比32.9%増の78億68百万円、営業利益が1億20百万円の赤字(前年同期は2億38百万円の赤字)、経常利益が68百万円の赤字(同1億94百万円の赤字)、純利益が72百万円の赤字(同1億94百万円の赤字)だった。

 機能性素材事業における主力の「GABA」の伸長や、バイオメディカル事業の大幅増収が牽引して全体の赤字が縮小した。通信販売事業は広告宣伝費増加で赤字拡大したが、売上高は35.9%増収と大幅伸長した。

 第3四半期累計は赤字が縮小した。また期初時点で第4四半期に利益回収の計画として、通期は過去最高益更新予想としている。通期ベースで好業績を期待したい。さらに20年7月期も収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は5月の年初来安値435円から切り返して調整一巡感を強めている。出直りを期待したい。6月7日の終値は490円、今期予想連結PERは約42倍、時価総額は約142億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  2. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  3. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  4. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  5. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  6. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る