【銘柄フラッシュ】カルナバイオSなど急伸しジョルダンは豊田市との提携で活況高

株式市場 銘柄

 6月26日は、日本鋳鉄管<5612>(東1)がストップ高の100円高(16.0%高)は725円となり、東証1部の値上がり率トップ。同日朝、非開削工法の水道管工事現場での作業負荷を革新的に軽減する新製品「オセール」が川崎市案件での採用決定と発表し注目集中。

 ピックルスコーポレーション<2925>(東1)は11.9%高となり、25日に発表した第1四半期決算での連結営業利益79%増加などが注目されて活況高。

 立川ブラインド工業<7989>(東1)は8.2%高となり、6月中間配当の権利を25日に確保し終えた向きからツナギ売りの買い戻し注文が入ることを想定・利用して値幅効果を高める動きがあったとの見方や、5月中旬から7月30日まで全国14ヵ所で開催している新製品発表会で大口の引合いがあったのではないかとの見方が。

■ビットワングループなど仮想通貨関連株にストップ高が続出

 ビットワングループ<2338>(東2)はストップ高の80円高(25.7%高の391円)となり、リミックスポイント<3825>(東2)もストップ高の80円高(20.3%高)は474円と各々急伸。ビットコイン相場の連日上昇などが材料視されて活況高。

 フェニックスバイオ<6190>(東マ)もストップ高の150円高(18.6%高)は958円となり、新鮮ヒト肝細胞「PXB-cells」に関する業務提携の発表が注目されて急伸。ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)は中国での新薬の販売体制の構築いかんでは今期黒字化もとの見方があるようで後場急動意となり16.6%高。

 カルナバイオサイエンス<4572>(JQG)は米社へのライセンス供与にともなう一時金収入が注目されて2日連続ストップ高の300円高(28.3%高)は1362円。No.1<3562>(JQS)は12.1%高となり、第1四半期決算(3~5月、7月11日発表予定)が楽しみとの見方があるようで再び高値を更新。ジョルダン<3710>(JQS)は豊田市との提携事業が注目されて7.2%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る