日本航空が10日続伸となり原油安傾向や訪日旅客の増加など材料視

 日本航空<9201>(東1)は4680円(60円高)まで上げ、10日続伸基調となって2012年の再上場以来の高値圏を連日更新している。原油相場の低下傾向に加え、訪日外国人旅客の急増などが材料視されている。第1四半期の決算発表は7月30日を予定し、会社側の業績予想を上ぶれる可能性に期待する様子もある。

 10連騰のため、相場の呼吸などの点では途中で一服する場面があっても全く不自然ではないが、7月30日の四半期決算発表に向けて期待が強まる可能性はある。また、このところ信用取引に逆日歩が乗る状態が続き、売り建て投資を買い戻す動きが入りやすい状態といえる。これも当面の下支え要因になりそうだ。ANAホールディングス<9202>(東1)は9日続伸となっている。

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