【株式市場】四半期好決算株など強く日経平均は後場堅調で2日続伸

株式

◆日経平均は2万1746円38銭(43円93銭高)、TOPIXは1592.58ポイント(2.80ポイント高)、出来高概算(東証1部)は連日少なく9億3315万株

チャート15

 7月5日(金)後場の東京株式市場は、今夜判明する米国の6月雇用統計によっては為替が動く可能性があるため、個別物色の展開になり、4日に四半期決算を発表したキユーピー<2809>(東1)が前後場とも次第高。サッポロHD<2501>(東1)は北九州市との包括連携協定が注目されてジリ高。日経平均は12時頃から堅調転換し、30円高前後で推移。大引けも小高く2日続伸となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、北日本紡績<3409>(東2)が九州南部の豪雨を受けて水質の除臭・浄化・抗菌等の測定、試験に関する実績が連想されているとの見方があり4日続伸し、エスプール<2471>(東2)は高業績と東証1部への移籍申請が注目されて急反発。アクリート<4395>(東マ)はSMSを活用した個人認証機能などを手掛け、セブン&アイ・HDのキャッシュレス決済システムの事件を受けて急伸。小僧寿し<9973>(JQS)は株価2ケタの手軽さに加え今週末から8月下旬にかけて夏のスタミナ祭、大花火&幽霊寿しフェアなど盛りだくさんとされて急動意。

 東証1部の出来高概算は連日少な目で9億3315万株(前引けは4億6162万株)、売買代金は1兆5525億円(同7384億円)。1部上場2149銘柄のうち、値上がり銘柄数は1208(同827)銘柄、値下がり銘柄数は841(同1177)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は21業種(前引けは14業種)となり、値上がり率上位の業種は、海運、小売り、精密機器、保険、空運、電気機器、輸送用機器、、建設、などだった。(HC)

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