【株式市場】日経平均は中盤から失速するが材料株の選別買いは活発で東証マザーズ指数などは高い

株式

◆日経平均の前引けは1万9950円11銭(25円56銭安)、TOPIXは1617.51ポイント(4.06ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億212万株

チャート5 25日(火)前場の東京株式市場は、24日の円高が海外市場から一服・反落したことなどが好感され、東京エレクトロン<8035>(東1)などが反発して始まり、日経平均も取引開始後に一時60円64銭高(2万36円31銭)まで上げる場面があった。ただ、北朝鮮で再び弾道ミサイル発射準備の兆候があると伝えられ、様子見ムードが漂い、前引けにかけては34円06銭安(1万9941円61銭)まで軟化した。前引けも25円56銭安で軟調。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 芦森工業<3526>(東1)がエアバッグ素材の代替需要に加えて集中豪雨の復旧に水道管などの補修事業が注目されて活況高となり、ブライトパス・バイオ<4594>(東マ)はT細胞に関する特許発表が好感されて急伸。シンワアートオークション<2437>(JQS)は引き続き富裕層向けの新事業などに期待が衰えず連続ストップ高。

 出来高概算は8億212万株、売買代金は9005億円。1部上場2024銘柄のうち、値上がり銘柄数は542銘柄、値下がり銘柄数は1344銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る