フォーカスシステムズの第1四半期は前期に引続き、売上高・利益ともに順調

■「令和記念配当」として、初めての中間配当5円を実施

 フォーカスシステムズ<4662>(東1)の第1四半期は、人材確保・育成、新製品・新サービス・新規事業領域の開拓等に努めた結果、8期連続増収となった前期に引続き、売上高・利益ともに順調に推移し、増収2ケタ増益となった。

 新たな取り組みとしては、マイクロン社との医療分野における「画像判定AI化システム開発」等が挙げられる。

 その結果、20年3月期第1四半期業績は、売上高52億98百万円(前年同期比8.0%増)、営業利益3億21百万円(同11.4%増)、経常利益3億36百万円(同16.7%増)、純利益2億43百万円(同28.6%増)となった。

 第1四半期が好業績だったこともあり、「令和記念配当」として、初めての中間配当5円を実施することも発表した。年間配当は期末20円と合わせ25円と5円の増配となる。

 通期業績予想については、当初予想を据え置いている。

 ちなみに、進捗率を見ると売上高24.3%(前期22.9%)、営業利益22.6%(同21.1%)、経常利益23.7%(同20.9%)、純利益26.1%(同21.6%)となっていることから上振れも期待できそうである。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  2. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
  3. ■イネの生育を最大4倍に  シャープ<6753>(東証プライム)は3月21日、プラズマクラスター技…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る