イトーキが戻り高値を更新、オフィス空室率の低下や働き方改革など追い風に

■「5G」時代に向け「基地局内蔵テーブル」「IoT通信オフィスチェア」なども

イトーキ<7972>(東1)は9月25日、14時30分を過ぎて462円(5円高)前後で推移し、戻り高値を更新。取引時間中としては7月26日以来、ほぼ2ヵ月ぶりに460円台を回復している。首都圏のオフィス空室率の低下などが材料視されている。

 9月に入ってからは安かった日が4日しかなく、ジリ高傾向を示している。働き方改革の浸透にともなう次世代オフィス家具などの開発を積極推進しており、次世代高速通信「5G」の周波数を想定した「基地局内蔵テーブル」「IoT通信機能を持たせたオフィスチェア」、などは、オフィスから離れた場所での活動が増えるにつれて必要性が高まるとみられている。(HC)

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