【株式市場】NYダウ142ドル安を受け日経平均も一時192円安だが薬品、空運株など強い

株式

◆日経平均は2万2020円15銭(78円69銭安)、TOPIXは1620.08ポイント(2.86ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億2789万株

チャート13

 9月25日(水)後場の東京株式市場は、日米貿易協議で日本側に大きな譲歩や不利な合意はなかったことなどを受け、富士通<6702>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)などがジリ高傾向になった。日経平均も75円安で始まった後、小動きながら下げ幅をジリジリ縮めた。大引は反落だが2万2000円台を保った。

 前引けは安かった東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は小高くなり、マザーズ指数は4日続伸。JASDAQ平均は13日続伸。

 後場は、ゼンリン<9474>(東1)が14時にかけて急伸し、中国の配車サービス企業とソフトバンクG<9984>(東1)の合弁会社との業務提携が好感され、ウインテスト<6721>(東2)は今期・20年7月期の完全黒字化予想を好感した相場の第二幕とされて一段高。ビリングシステム<3623>(東マ)は引き続きキャッシュレス決済サービス「PayPay」(ペイペイ)との連携が材料視されて2日連続大幅高。上場4日目のアミファ<7800>(東マ)は朝のテレビ東京の経済番組がSNSによって100円ショップの商品に人気沸騰するものが続出と伝えたことが材料位sされたようでストップ高。

 東証1部の出来高概算は11億2789万株(前引けは5億5704万株)、売買代金は2兆1708億円(同1兆483億円)。1部上場2151銘柄のうち、値上がり銘柄数は963(同591)銘柄、値下がり銘柄数は1084(同1432)銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種(前引けは6業種)が値上がりし、値上がり率上位の銘柄は、電力・ガス、空運、医薬品、不動産、精密機器、水産・農林、などとなった。(HC)

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