【株式市場】日経平均は264円高、四半期決算発表に一喜一憂だが前場の上げ幅を保ち3日続伸
- 2025/8/7 16:13
- 今日のマーケット

◆日経平均は4万1059円15銭(264円29銭高)、TOPIXは2987.92ポイント(21.35ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は23億8244万株
8月7日(木)後場の東京株式市場は、前引け後に四半期決算を発表したアサヒグループHD<2502>(東証プライム)が軟化した一方、正午に四半期決算を発表したソニーグループ<6758>(東証プライム)は一段高で始まり、13時に発表した神戸製鋼<5406>(東証プライム)やSUBARU<7270>(東証プライム)も上げ、三井化学<4183>(東証プライム)は急伸など、好決算株に目先資金が集中する相場になった。トヨタ<7203>(東証プライム)は14時の発表後に軟化。日経平均は13時過ぎまで305円高(4万1100円)前後で推移したが、決算発表が集中する相場ではトヨタの発表が終わると期待がヤマを越すとの見方もあり、大引けは3日続伸だが伸び悩み気味だった。
後場は、日本触媒<4114>(東証プライム)が13時の四半期決算発表を受けて一段高となり、日本農薬<4997>(東証プライム)は14時の発表を受けて一段高。協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は一段と上げてストップ高となり好決算への期待に加えNTTドコモの契約手数料値上げも好感の様子。ラストワンマイル<9252>(東証グロース)は水不足が広がれば宅配水事業に追い風の見方で一段高。博展<2173>(東証グロース)も一段高となり前引け後に発表した四半期決算を好感。
東証プライム市場の出来高概算は23億8244万株(前引けは11億3781万株)、売買代金は5兆6929億円(同2兆6061億円)。プライム上場1623銘柄のうち、値上がり銘柄数は1021(前引けは1163)銘柄、値下がり銘柄数は544(同405)銘柄。
東証33業種別指数は28業種(前引けは27業種)が値上がりし、値上がり率上位は、電力ガス、倉庫運輸、銀行、証券商品先物、その他製品、保険、情報通信、鉄鋼、陸運、非鉄金属、化学、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)