日本エンタープライズが急伸、第1四半期の営業利益2.6倍などに注目集まる

■5月通期の連結業績見通しは据え置いたが今後の推移に期待強まる

日本エンタープライズ<4829>(東1)は9月30日、急伸し、取引開始後に21%高の225円(39円高)まで上げて年初来の高値を更新した。前週末取引日の27日の夕方、第1四半期連結決算((2019年6月1日~2019年8月31日)を発表し、売上高が前年同期比12.4%増加し、営業利益は同2.6倍の0.82億円となったことなどが好感されている。

 クリエーション事業などが好調に推移し、「ビジネスサポートサービス」で受託開発が堅調に推移したほか、企業におけるスマートフォンをはじめとした端末の買い替え需要に伴い、キッティングRPAツール『Kitting-One』等の支援ツールなどが大きく伸びた。

 5月通期の連結業績見通しは期初の予想を据え置き、売上高は前期比12.8%増の38.50億円、営業利益は同13.5%増の2.75億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同63.6%増の1.60億円、1株利益は3円99銭としたが、今後の推移に期待が強まっている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る