インテリジェントウェイブがSMBC日興証券の「AI株価見守りサービス」に「FES」を提供

新製品&新技術NOW

■株式の売却タイミングを登録した銘柄情報に基づきユーザーに通知

インテリジェント ウェイブ<4847>(東1)は10月7日、SMBC日興証券が2019年7月に開始した株式の売却タイミングなどを知らせる投資支援サービス「AI株価見守りサービス」に、このほど、インテリジェント ウェイブの製品であるCEP(ComplexEventProcessing)エンジンであるFES(FastEventStreamer:ファスト・イベントストリーマー)が採用されたと発表した。

 FESを導入した「AI株価見守りサービス」は、「AI」が株価データや市況データをもとに分析した株価トレンドを、「LC-PH(ロスカット・プロフィットホールド)戦略」に活用することで、株式の売却タイミングをユーザー(投資家)に通知する。

 ユーザーが登録した個別銘柄情報に基づき、その後、市況情報(MarketData)の変動やAI算出データを監視し、LC-PHロジック(ルール)に合致した際にトリガ通知を行う。これら一連の処理を行うCEPエンジンとしてFESが採用された。売却タイミングをユーザーに通知する機能の一角を担っている。

 FESは、日々発生する膨大な量のビジネスイベントからなるイベントストリームに対し、随時発生する膨大な量のイベントストリームの中から、特に重要なイベントをリアルタイムに検知することが可能。

 イベントストリームに対する高度な分析や加工を、最小限の遅延時間で高速に実行するよう作成された、100%自社開発製品。トレーディング業務や特殊注⽂のエンジンとして、FESは数多く利用されているという。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る