【株式市場】円安再燃し材料株物色など活発で日経平均は年初来の高値を更新

株式

◆日経平均は2万2769円58銭(144円20銭高)、TOPIXは1646.14ポイント(8.00ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億1121万株

チャート11

 10月24日(木)前場の東京株式市場は、円が対ユーロ、対ドルとも円安再燃となり、自動車株や半導体関連株、ブリヂストン<5108>(東1)などが高く始まり、日経平均も100円高で始まった。あっさり年初来の高値を更新。エーザイ<4523>(東1)は早期アルツハイマー病薬への期待から2日続けて買い気配のままストップ高。日経平均はソフトバンクG<9984>(東1)の下げが足を引っ張ったとされたが11時過ぎに149円32銭高(2万2774円70銭)まで上げ、前引けも144円20銭高となった。

 自社株買いと消却を発表したアイモバイル<6535>(東1)が急伸し、日本ケミファ<4539>(東1)は血液1滴で短時間に多項目を診断「ドロップスクリーン」認証取得が注目されてストップ高。ACCESS<4813>(東マ)は米AT&Tと子会社同士の提携が好感されて急伸し、エムティジェネックス<9820>(JQS)は10月に入り値動きや出来高に変化とされて高い。

 24日新規上場となったインティメート・マージャー<7072>(東マ)は買い気配のまま3230円(公開価格1900円の70%高)となっている。まだ初値はついていない。

 東証1部の出来高概算は6億1121万株、売買代金は8838億円。1部上場2155銘柄のうち、値上がり銘柄数は1156銘柄、値下がり銘柄数は864銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は26業種となり、値上がり率上位は、鉱業、ゴム製品、石油・石炭、医薬品、パルプ・紙、非鉄金属、輸送用機器、金属製品、銀行、機械、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る