プラマテルズの第2四半期はプラスチック原料価格の全般的な下落基調等で減収減益

■成長分野としている医療資機材、自動車部品関連は増収

 プラマテルズ<2714>(JQS)の第2四半期は、プラスチック原料価格の全般的な下落基調に加え、主力の精密機器、家電・電子分野での減速もあり、減収減益となった。

 一方、成長分野としている医療資機材、自動車部品関連では、伸長する需要へ対応すると共に新規案件を獲得したことで増収となった。国内製造子会社は引き続き好調を維持しているが、海外拠点は未だ本来の水準にまで戻っていないものの、第1四半期比では緩やかな回復基調で推移した。

 その結果、20年3月期第2四半期連結業績は、売上高300億86百万円(前年同期比6.7%減)、営業利益5億58百万円(同6.0%減)、経常利益5億13百万円(同6.4%減)、純利益3億40百万円(同7.4%減)となった。

 通期業績予想に対する進捗率は、売上高47.8%(前期49.5%)、営業利益48.5%(同47.3%)、経常利益47.9%(同47.8%)、純利益48.6%(同50.3%)となっていることから、ほぼ計画通りと思われる。

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