【株式市場】米国の利下げ、S&P500最高値など受け日経平均は一時145円高

株式

◆日経平均は2万2887円06銭(43円94銭高)、TOPIXは1661.27ポイント(4.63ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億4649万株

チャート15

 10月31日(木)前場の東京株式市場は、米国の利下げ発表、S&P500種指数の2日ぶり最高値(取引時間中としては3日連続最高値)などを受け、日経平均は66円高で始まった。ソニー<6758>(東1)が上期としての最高益などが好感されて大きく反発するなど主力株の一角が高く、日経平均は取引開始後に145円68銭高(2万2988円80銭)まで上げた。前引けにかけてはげ幅を縮小したが43円94銭高(2万2887円06銭)としっかり。一方、TOPIXは小安い。

 経営統合を発表したホンダ系の自部品大手ケーヒン<7251>(東1)ショーワ<7274>(東1)日信工業<7230>(東1)が昨日の大幅高に続いて続伸。ギフト<9279>(東マ)は東証1部への市場変更の準備表明などが注目されて高く、応用技術<4356>(JQS)は防災コンサル需要の増加などへの期待とされて高い。

 東証1部の出来高概算は6億4649万株、売買代金は1兆1852億円。1部上場2155銘柄のうち、値上がり銘柄数は608銘柄、値下がり銘柄数は1464銘柄。

 また、東証33業種別指数は10業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、情報・通信、ガラス・土石、不動産、水産・農林、精密機器、化学、小売り、などとなった。(HC)

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