【株式市場】日経平均は35円高、後場は徐々に上げ幅を縮め小幅反発にとどまる

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7284円52銭(35円65銭高)、TOPIXは1934.06ポイント(8.07ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億8815万株

 2月8日(火)後場の東京株式市場は、三井住友FG<8316>(東1)などの大手銀が取引開始後に一段と強含み、JR東海<9022>(東1)などのJR各社、ANA<9202>(東1)などの空運株も一段ジリ高となった。ただ、国内金利も強含む気配があるとされ、日経平均は149円高で始まった直後に値を消し、一進一退のあと14時過ぎから一段と上げ幅を縮め、大引けは小反発にとどまった。

 後場は、10日頃に太平洋側でも降雪の予報を受けて浅香工業<5962>(東2)が一段と強含み、伊勢化学<4107>(東2)はヨウ素の市況上昇など材料に一段ジリ高。上場4日目のリカバリーインター<9214>(東マ)は昨日の上場来安値から急反発。CAICAデジタル<2315>(JQS)は新たな資金調達法のイニシャル・エクスチェンジ・オファリング事業などに期待とされ急反発。

 東証1部の出来高概算は12億8815万株(前引けは6億2500万株)、売買代金は2兆9978億円(同1兆4892億円)。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は1256(前引けは1357)銘柄、値下がり銘柄数は833(同722)銘柄。

 また、東証33業種別指数は23業種(前引けは24業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、水産農林、陸運、空運、鉄鋼、電力ガス、ゴム製品、銀行、証券商品先物、非鉄金属、卸売り、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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