スターティアホールディングスは第2四半期業績予想を上方修正

◇消費増税の影響による需要と納期前倒しにより販売が好調

スターティアホールディングス<3393>(東1)は6日引け後、第2四半期業績予想を上方修正した。

 上方修正の要因としては、消費増税の影響による需要と納期前倒しによりUTM(統合脅威管理)、ネットワーク機器、MFP(複合機)販売を中心に好調に推移したことと、利益面ではコスト削減に努めたことに加え、人材関連費用が下期にずれ込んだことなどを挙げている。

 その結果、20年3月期第2四半期連結業績予想の売上高は、前回予想を1億67百万円上回る62億40百万円(前回予想比2.7%増)、営業利益は2億08百万円上回る3億20百万円(同185.7%増)、経常利益は2億25百万円上回る3億35百万円(同204.5%増)、純利益は1億17百万円上回る1億80百万円(同185.7%増)と当初予想を大幅に上回る見込みとなった。

 前年同期比では、売上高8.9%増、営業利益8.4%増、経常利益1.5%増、純利益21.1%減となる。

 第2四半期予想は上方修正となったが、通期については、現在精査中であるが、現時点では前回予想を据え置いている。

 ちなみに、20年3月期通期連結業績予想は、売上高128億22百万円(前期比7.7%増)、営業利益5億06百万円(同2.2%減)、経常利益5億04百万円(同12.1%減)、純利益2億90百万円(同10.3%減)を見込んでいる。

 進捗率は、売上高48.7%(前年同期48.1%)、営業利益63.2%(同56.9%)、経常利益66.5%(同57.6%)、純利益62.1%(同70.6%)となっている。

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