【株式市場】日経平均は後場も堅調に推移し2日続けて2018年10月以来の高値に進む

株式

◆日経平均は2万3303円82銭(51円83銭高)、TOPIXは1694.45ポイント(0.29ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億8852万株

チャート11

 11月6日(水)後場の東京株式市場は、11時に四半期決算を発表したデサント<8114>(東1)がさらに強含んで波状高を続け、13時に発表したタカキュー<8166>(東1)、14時に発表した三菱商事<8058>(東1)も一段高傾向となった。日経平均は18円高で始まった後も強もみ合いを続けた。ただ、中には急落する銘柄もあり、TOPIXは軟調に推移。大引けは日経平均、TOPIXとも小高くなり、ともに2日続伸となって2018年10月以来の高値に進んだ。

 後場は、アイスタディ<2345>(東2)が引き続き買い気配のまま大引けまでストップ高に貼りつき、IT人材派遣やソフト受託開発企業との提携や東京大学の松尾研究室との共同研究開始などを好感。ジーニー<6562>(東マ)は今期の黒字転換見通しに期待が再燃とされて前場からジリ高を続け、大引け間際にストップ高。

  東証1部の出来高概算は13億8852万株(前引けは6億8537万株)、売買代金は2兆4823億円(同1兆1526億円)。1部上場2154銘柄のうち、値上がり銘柄数は1009(同840)銘柄、値下がり銘柄数は1039(同1208)銘柄。

 また、東証33業種別指数は24業種(前引けは18業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、パルプ・紙、鉄鋼、海運、非鉄金属、鉱業、卸売り、空運、証券・商品先物、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る