星光PMCの第3四半期は、増収大幅増益

■新綜工業が加わったことで、樹脂事業は大幅増収増益

 製紙用薬品事業を展開する星光PMC<4963>(東1)の第3四半期は、増収大幅増益となった。

 製紙用薬品事業は、減収ながら2ケタ増益となった。樹脂事業は、新綜工業が加わったこともあり、大幅増収増益と好調であった。化成品事業は、2ケタ増収増益であった。

 その結果、今期19年12月期第3四半期連結業績は、売上高207億40百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益19億49百万円(同38.4%増)、経常利益19億62百万円(同31.1%増)、純利益13億97百万円(同21.3%増)となった。

 通期連結業績予想は、当初予想を据え置いている。

 ちなみに、19年12月期連結業績予想は、売上高272億80百万円(前期比5.4%増)、営業利益24億50百万円(同24.4%増)、経常利益25億20百万円(同21.2%増)、純利益18億10百万円(同15.9%増)を見込んでいる。

 しかし、利益率が前年同期の7.37%から9.39%へと大きく改善していることから、上振れも期待できそう。

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