ナルミヤ・インターは後場持ち直す、「出生数」逆風だが高付加価値化戦略など見直す

■11月は増税の反動にもかかわらず既存店2%増加し、全店ベースは8%増加

ナルミヤ・インターナショナル(ナルミヤ・インター)<9275>(東1)は12月25日の後場、1350円(8円安)前後で推移し、前場の一時1334円(24円安)から時間とともに持ち直している。前場は、「今年の出生数86万人、過去最少に」(読売新聞オンライン2019年12月24日21:55)などとのニュースを受け、子供の減少がマイナス材料視されたが、ベビー服、子供服の高付加価値化や事業の多角化などへの注目は強いようだ。

 ベビー服のセレクトショップ化戦略や、中国などでの展開、あるいはフォトショップ事業の本格化などを進めている。

 11月の月次動向は、消費税の増税にともなう駆け込み需要の反動減が注目されたが、SCブランドの冬物衣料が好調に推移し、既存店売上高の前年比較は2.1%増加し、全店ベースでは同8.1%増加した。(HC)

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